イリア
臆病で泣き虫。自信がなく、何をするにも戸惑いがち。
しかし好奇心と変わりたいという願望を持ち、
屋敷の人間達と関わることによって少しずつ明るさを見せていく。
ラウル
気短で感情表現がストレート。
幼少期から自身の特異な体質に悩まされている。
イリアに妙に懐かれてからは庇護欲と好意が入り混じり目が離せない模様。
ヘルト・ルーメンス
女好きが災いし魔女によって子供の姿にされた医者。
ルーメンス家屋敷の当主。薬の調合から内科的な診察・治療までを生業とし良心的なことで評判が良いが、身の回りの事が出来ないのが欠点。
アルバード
ヘルトに仕える執事。仕事上の秘書や屋敷の管理などを行う。
元々父親がルーメンス家に仕えており、それを引き継ぐ形になった。性格は几帳面で冷静沈着。常に敬語で律しているが、自他共に厳しい一面がある。
フラー
ヘルトの姪。幼少期に引き取られ一緒に暮らしている。家事や身の回りの世話係。元々おせっかいで明るい姉御肌な性格。アルバードやラウルとは幼馴染。
クレイ
最近ヘルトに雇われた庭師。柔和で笑顔が似合う青年。性格や仕事ぶりは真面目で丁寧だがうっかりしているところがある。
ティルゼ
アルバードの妹。物静かで警戒心が強く内向的。ヘルトのもとで薬学の勉強をしている。可愛いもの好きな一面もあり。
カーウェル
ヘルトを子供の姿に変えた魔女。気高く嫉妬心が強い。
時の精霊と契約を交わし力を得た。時間を操る術を使う際は目の周りに時の精霊と同じ模様が現れる。
『もどかしいふたりについて』
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